ブルーベリーのひみつ(ブルーベリーの機能性)

放射線とブルーベリー

2013.04.01


2011年3月11日、日本を襲った未曾有の大震災、東日本大震災がおこりました。その大震災に伴い原子力発電所から大量の放射能漏れという大事故が起きました。放射能・そしてそこから出る放射線は、言うまでもなく、生体にとって悪影響を及ぼします。

放射線は、体内の細胞を破壊し、体内の組織を破壊し、最後には、生命を危険にさらします。ブルーベリーがそんな恐ろしい放射線に対して体を守るという研究が発表されました。

通常の餌を与えたラットと通常の餌+ブルーベリーを食べさせたラットを用意します。 両方のラットくんに放射線で被曝させます。すると、通常の餌だけをあたえたラット君は、脳機能に異常が起こってしまいます。ところが、通常の餌と同時にブルーベリー(体重の2%)を食べたラット君は、脳機能や精神に異常をきたすことは、ありませんでした。

これは、ブルーベリーを摂取することによって放射線によってストレスが過剰にかかった状態(活性酸素 等)から脳を守ってくれることが関係しているみたいです。

ブルーベリーは、放射線の被害からも身を守る働きがある魔法のフルーツですね。
ただ、研究結果はあくまで一例であり、ブルーベリーさえ食べれば、放射線が防ぐことができる…というわけではないので、くれぐれも多量の放射線には被曝しない様にしましょう。


<<<ブルーベリーの秘密 トップページへ

<<<ブルーベリーで花粉症を乗り切ろう

>>>次のページ:ブルーライトとブルーベリー(2014.04.15予定)

寄稿者プロフィール

わかさ生活研究所