ブルーベリーのひみつ(ブルーベリーの機能性)

炎症を抑えるブルーベリー

2014.06.15

 みなさまは、『炎症』という言葉を聞いたことがございますか?よく病気の名前で「○○炎」というのが登場します(例えば、歯肉炎や皮膚炎なんかがそうですね)。この○○炎の病気は、全て『炎症』という現象がかかわっています。

 実は、この『炎症』、私達の免疫機能が引き起こしています(免疫については、『第八回のブルーベリーで花粉症を乗り切ろう』を参考にしてください)。
 普段は、私達の体を守っている免疫ですが、その攻撃性が高くて、しばしば私達の体を傷つけてしまうほどまでの反応を引き起こし、その結果、赤く腫れたり、痛くなったりしてしまいます。これが『炎症』が起きる状態です。

 『炎症』も防御反応のひとつなので、ヒトの体にとって必要なのですが、しばしば過剰になってしまうと、かえって悪い状態を引き起こしますので、過剰な『炎症』は抑えることが大切です。最近の基礎研究結果によると、ブルーベリーを摂取することによって、『炎症』のもととなる物質を抑え、『炎症』自体を抑えることが出来るということがわかっております。

 ぜひ、ブルーベリーを摂って『炎症』を抑え、体をいたわってあげましょう。


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寄稿者プロフィール

わかさ生活研究所