1. TOP  > 
  2. 新着情報一覧  > 
  3. ご挨拶 2020年11月

ご挨拶 2021年1月

新たな年を迎えて

一般社団法人日本ブルーベリー協会
会長 江澤 貞雄


新年おめでとうございます。
皆様全国各地で新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
新年一番の願い事は新型コロナウイルスが一日も早く終息することです。
さて、協会の主目標であります「ブルーベリー産業の推進」、これを無くしてブルーベリー生産の発展はありません。昨年春からコロナ禍により協会の活動が思うようにできず心苦しく思っております。会員の皆様には多大なご迷惑をお掛けしておりますこと深くお詫び申し上げます。また本年開催予定でした「全国産地シンポジウム」は来年(2022年7月1日から2日)に木更津市で実施することになりました。
このような情勢ですので、残念ながら本年は全国大会の開催はできませんが、私は会員の皆様はじめ関係されている方々に希望と勇気をもって頂きたいと考え、次のことを提案させて頂きたいと思います。
先ず、ピンチをチャンスに変える方策として、全国各地での「小さな集い」の開催です。
例年1月から3月に開かれている講習会は剪定法など栽培技術面が主ですが、この「小さな集会」は、それに加え地域と一体になったブルーベリー作りの例、効率的な経営法、ユニークな集客法、画期的な販売法等々と幅広い分野をテーマとして、開催時期も通年とします。
開催を希望する地域は、数人以上の受講者、会場を確保し、開催目的(主たるテーマ)、日時を決めて協会に申し込んで下さい。協会はテーマに沿って講師を派遣して「小さな集会」を応援します。当然のことですが、コロナ対策を十分に考慮し、いわゆる「密」を避けての開催となります。
今後「小さな集会」の内容は早急に検討して実現したいと思います。開催を希望する地域に協会から出向いて開催できたらと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。 また、協会には全国に栽培士がいますので、栽培士の方々にこの「小さな集会」の核となって頂き、会員の皆様からの要望(例えば園地の見学、特別な指導、質問など)があれば、協会はその橋渡しをしたいと思います。
次に協会と会員を結ぶ「ブルーベリーニュース」の充実に一層努力したいと思います。
現在各地の通信員の方に頑張って頂いていますが、加えて皆様一人一人が通信員として身近な出来事等を協会に届けて下さい。年4回の発行ですが、すでにこの「ブルーベリーニュース」は93号を数えております。ブルーベリーに関して皆様がどのようなことに困っているのか?どうすれば上手に栽培できるのか?などの声、私の地区ではこんなイベントがあった、ここではブルーベリーをこのように加工品として利用できている、などの情報、また協会への意見や要望をお聞かせ頂き、紙面に取り入れて行きたいと思います。そのような声が届けば編集委員の方々にも熱が入ります。
コロナ禍の中、しぼんでしまっている業界もありますが、このような時こそ友を作り友達の輪を広げ、仲間と共に頑張っていこうではありませんか?そしてもっともっとふくらんだブルーベリー産業に向かって共に頑張りましょう。